第4章 インターネットの仕組み
4-1 インターネットの基礎
4-1-1 ネットワークの形体
- ピア・ツー・ピア型
1台のプリンタを複数のコンピュータで使用する場合、プリンタとネットワークに接続されたコンピュータが1台あれば、ネットワークに接続された複数のコンピュータがプリンタを使用することができます。また、複数または1台のコンピュータに保存されているデータを共有することで、互いにデータを利用することができます。
このような複数のコンピュータ同士を対等に接続している形態をピア・ツー・ピア型といいます。
メリット
デメリット
- プリンタに接続されたコンピュータや、データの保存されているコンピュータが起動していないと、プリンタの使用やデータの共有ができません。
- 接続されているコンピュータの台数が増えた場合、プリンタが接続されたりデータが保存されたりしているコンピュータの負担が大きくなります。そのため、そのコンピュータ自身の処理に支障が出ると共に、接続されているコンピュータからの要求の処理も遅くなります。
- クライアント・サーバー型
プリンタサーバーは、ネットワーク上のすべての印刷処理を行い、データベースサーバは、共有データを一括して管理します。他のコンピュータは、印刷するときはプリンタサーバーに要求を出し、データを利用するときはデータベースサーバーへ要求を出します。
このような特定のサービスを提供し、データの管理をするコンピュータのことをサーバー(server)、サービスを受け要求を出す側のコンピュータのことをクライアント(client)といいます。そして、サーバーとクライアントによって構成されるネットワークの形態は、クライアント・サーバー型、またはクライアント・サーバーシステムといいます。
メリット
- サーバーは、クライアントからの要求に即座に対応できます。
- ネットワーク全体の管理をまとめて行えるので、大規模なネットワークの構築が可能です。
デメリット
- サーバーが故障した場合、すべてのクライアントが影響を受けます。
- サーバーの種類
主なサーバーの名前とその役割を簡単に紹介します。
| サーバー名 |
役 割 |
| Webサーバー |
ホームページを提供する |
| DNSサーバー |
ドメイン名とIPアドレスの変換を行う |
| メールサーバー |
メールの送受信をする |
| FTPサーバー |
ファイルを提供する |
ネットワークの形式について、動画で確認してみましょう。
ネットワークの形式(MPEG動画)