第1章 パソコンの基礎知識
1-4 ハードディスクドライブ
1-4-1 ハードディスクドライブの構造

ハードディスクドライブは、コンピュータの中でも特に重要な補助記憶装置です。現在の主流のハードディスクは、デスクットプパソコンが3.5インチ、ノートパソコンが2.5インチまたは1.8インチのものです。
ハードディスクドライブは、内部が密閉された本体と、その制御やPCとのインターフェース回路を備えたプリント基板から構成されています。さらに、ハードディスクドライブ本体には、主に以下のものがあります。
- プラッタ(磁気ディスク)
磁性体を塗布または蒸着した金属のディスクで、データを記録保持します。複数の磁気ディスクを同軸に配置し、ディスク枚数は、2枚から10枚程度です。
- スピンドルモータ
プラッタ(磁気ディスク)を回転させます。回転速度は、毎分4200回転から7200回転ぐらいです。
- 磁気ヘッド
スイングアームの先端に取り付けられており、プラッタ表面の磁気記録層に対して磁気データを読み書きします。磁気ディスクの各面に対してひとつの磁気ヘッドが用意されています。ディスクが3面なら、磁気ヘッドは、6個あることになります。
- アクチュエータ(位置決め装置)
磁気ヘッドを任意のトラック上に半径方向に移動するための動力です。構造的にリニアモーターで、素早く、しかも微妙な動きを実現します。
パソコンとハードディスクドライブのインターフェイスには、ATAインターフェイスが用いられています。現在の主流は、ATA100とATA133です。
- ハードディスクドライブの動き
情報を記録するプラッタ(磁気ディスク)は、1台のドライブの中に数枚内蔵されています。磁気ヘッドは、1枚のプラッタにつき2つずつあり、プラッタの両面に記憶できるようにつけられています。
ハードディスクドライブの動きの仕組み(MPG動画)