第5章 サーバー構築
サーバー構築をするためには、以下のような条件があります。
- プロバイダーからグローバルアドレスが割り当てられていること。
- プロバイダーの規約で、サーバーの構築が禁止されていないこと。
- ルーターを使用する場合は、NATテーブルの設定変更ができること。
ルーターのNATテーブルの設定方法は、省略してあります。
5-1 WWWサーバー構築
5-1-1 WWWサーバーソフトのインストール
「AN HTTPD」は中田昭雄氏が製作したWindows上で動作するフリーソフトです。設定が簡単で豊富な機能があり、とても評価の高いソフトウェアです。
「AN HTTPD」のダウンロード
http://www.st.rim.or.jp/~nakata
上のアドレスをクリックし(別ウィンドウで開きます)、ダウンロードの「httpd140d.zip」をクリックします。
ファイルのダウンロードで「このファイルをディスクに保存する」を選択して、「OK」をクリックします。
名前を付けて保存で、保存する場所を「デスクトップ」にして、「保存」をクリックします。すると、ダウンロードが開始されます。
※ 解凍ソフトをもってない場合は、「Winzip」または「Lhasa」を同様にダウンロードし、先にインストールします。
- WWWサーバーソフトの解凍と移動
デスクトップにある「httpd140d.zip」をダブルクリックして、解凍します。設定にもよりますが、デスクトップに「httpd140d」というフォルダーができます。
マイコンピューターからCドライブを開き、この中に「httpd140d」のフォルダーをドラック&ドロップで移動します。そして、そのフォルダー名を「httpd140d」から「WWW」へ変更します。
※ 先にCドライブ内に「WWW」というフォルダーを作成しておき、その中に解凍してもかまいません。
- フォルダーを作成
「C:\WWW」の中に、「public_html」という名前でフォルダーを作成します。このフォルダーに、HTMLファイルを格納します。
5-1-2 WWWサーバーソフトの設定
- AN HTTPDを起動

「C:\WWW」の中にある「httpd」というアイコンをダブルクリックします。すると、タクストレイの中にhttpdのアイコンが入ります。これで、WWWサーバーが起動しました。
- 設定メニューを表示

タスクトレイの中の「httpdのアイコン」を右クリックしてメニューを表示させます。メニューから「オプション 一般」を選択し、設定画面を開きます。
基本的な設定
「一般」では、AN HTTPに最低限必要な、基本的な設定を行います。
- ドキュメントルート…HTMLファイルを格納したフォルダーのことで、今回は「C:\www\public_html」と入力します。
設定が済んだら「適用」をクリックします。「…サーバーを再起動します。」というメッセージが出たら「OK」をクリックします。
最後に、「OK」をクリックします。
5-1-3 ブラウザで確認する
-
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>TEST</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<CENTER>
<H1>TEST</H1>
</CENTER>
</BODY>
</HTML> |
「index.html」ファイルの格納
Webページが表示されるか確認するために、「C:\www\public_html」に「index.html」ファイルを入れます。
※ HTMLファイルを持ってない場合は、「メモ帳」を起動して右のサンプルをコピー&貼り付けをします。そして、「ファイル」の「名前を付けて保存」をクリックし、「保存する場所」は「C:\www\public_html」、「ファイル名」は「index.html」で「保存」をクリックします。
- ブラウザで確認
「Internet Explorer」などのブラウザを起動し、アドレスに「http://127.0.0.1/」と入力し、Enterを押します。
正常にWWWサーバーが立ち上がって入れば、「TEST」とWebページが表示されるはずです。
※ 127.0.0.1は、特殊なIPアドレスで自分自身を意味します。そのため、その他のコンピュータから127.0.0.1というIPアドレスでアクセスできません。その他のコンピュータからアクセスするためには、サーバーマシンのIPアドレスを入力しなければなりません。